2022年7月26日火曜日

【コラム】お寺は『場』バ。では、どういう『場』バ、なのでしょう?①


お寺は『場』。どういう『場』なのでしょう?①

お寺の活動について取材を受けた時、
「お寺の役割は?なんですか?」と聞かれます。
私は「お寺は『場』なんです」とお答えします。

「法事」や「先祖供養の法要」、「護摩祈祷」、「阿字観」etc
お寺の行事は、「同じ方向を向いて坐る」ことが多いです。
普段の暮らしは個々バラバラ、コロナで更に散りじり、
他人さまが何を考えて、何をしているかは分かりません。
でも、気になるんですね。

そんな中、
お寺で「同じ方向を向いて坐る」
とても安心するそうです。

お寺としては
『場』=『第三の居場所』『サードプレイス』 
    :自宅と職場ともう一つの居場所
を作らせて頂いている、、、ただその一心で、
宗教以外の様々な行事にも取り組んでいます。

うちのお寺がコロナ禍で
年中行事をひとつも中止にしなかったのも
同じ思いです。とにかく、『場』を作る。

でもそこでの参加者からのお声が
お寺で「同じ方向を向いて坐る」と安心する
ところまでお役に立てたのは驚きました。
とてもありがたいお声であります(^^)

まず、「同じ方向を向いて坐る」
こと自体に「気持ちも同じ方向を向いている」
「同じ気持ちでいられる」
という安堵感が生まれるようです。

当然、となりの人が何を考えているか
までは知ることは出来ません、、、
でも安心する、、、

ではでは、次稿にて
どういう『場』になっているのか?
掘り下げてみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿