お寺は『場』。どういう『場』なのでしょう?①
お寺の活動について取材を受けた時、
「お寺の役割は?なんですか?」と聞かれます。
私は「お寺は『場』なんです」とお答えします。
「法事」や「先祖供養の法要」、「護摩祈祷」、「阿字観」etc
お寺の行事は、「同じ方向を向いて坐る」ことが多いです。
普段の暮らしは個々バラバラ、コロナで更に散りじり、
他人さまが何を考えて、何をしているかは分かりません。
でも、気になるんですね。
そんな中、
お寺で「同じ方向を向いて坐る」と
とても安心するそうです。
お寺としては
『場』=『第三の居場所』『サードプレイス』
:自宅と職場ともう一つの居場所
を作らせて頂いている、、、ただその一心で、
宗教以外の様々な行事にも取り組んでいます。
うちのお寺がコロナ禍で
年中行事をひとつも中止にしなかったのも
同じ思いです。とにかく、『場』を作る。
でもそこでの参加者からのお声が
お寺で「同じ方向を向いて坐る」と安心する
ところまでお役に立てたのは驚きました。
とてもありがたいお声であります(^^)
まず、「同じ方向を向いて坐る」
こと自体に「気持ちも同じ方向を向いている」
「同じ気持ちでいられる」
という安堵感が生まれるようです。
当然、となりの人が何を考えているか
までは知ることは出来ません、、、
でも安心する、、、
ではでは、次稿にて
どういう『場』になっているのか?
掘り下げてみたいと思います。
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