2015年1月31日土曜日

【2月】『第84回 神戸・阿字観実修会』


第84回 2月22(日) 
午後4時~ 
於:西室院本堂

本年度は高野山真言宗にとりましては
開創1200年となる節目の年です。

深遠なお大師様のみ教えを、
やわらかく分かりやすくお伝えし、
信仰と日常生活が互いに良い影響を与え合う暮らしを提案してまいります。

当実修会は「説明が丁寧で明解」とおほめを頂きます。
しかし、観法にハウツーがあるような、誤解が生まれます。
こうすれば…こうなる…
言葉での説明と理解に比重を大きくしすぎますと、
体験によるもっと大きな清々しさや、心地良さを
縮小生産してしまいます。

心というものが、アタマでは理解しがたいものである以上、
コトバによる説明と理解に大きな信頼をおくのはひかえたいものです。

それを越える感情を…
「ありがたい」と申します。

自分自身で感じ、考えるのも仏教の素晴らしいところのひとつ。
自分自身で考えて良い宗教は意外にも少ないのです。

まあ、とりあえず心を落ち着かせようではありませんか
落ち着いた心で世の中を見つめてみようではありませんか
その時、世界が美しいか、そうでないか…
お楽しみということで願います。

落ち着いた時に浮かぶ…
自分に潜む素晴らしい「良心」のことを仏教では「仏性(ぶっしょう)」と申します。

真言宗の瞑想は、禅宗の様な無念無想ではなく、
自分の「仏性」を見つめる、他人の「仏性」を認める
前向きな瞑想法です。

基本は楽しく、ありがたく、和やかにです(*^_^*)
「心の静けさ」を感じるひととき、お寺に足をお運び下さい。

【初心者コース】
【阿息観コース】
【月輪観コース】
【阿字観コース】

実修1時間 終了後、茶話会
完全予約制(二十名まで)
参加費 千円
【初心者コース】ですから初めての方もお気軽にご参加ください。
丁寧に座法・呼吸法から説明します。
*用意するものは特にありません
*動きやすい服装(着替え室あります)



ご予約はメールでお願いします↓
【2/22 阿字観予約】お名前・電話番号をご記入下さい。
yoyaku@ajikan.net

2015年1月15日木曜日

とんど、しました

しめ縄を集めて、
とんど、しました
久々に焼却炉、導入
ケムリが凄くて少し引きました

2015年1月14日水曜日

【1月】『第83回 神戸・阿字観実修会』



第83回 1月25(日) 
午後4時~ 
於:西室院本堂

明けましておめでとうございます。
平成27年が幕を開けました、
そして本年度は高野山真言宗にとりましては
開創1200年となる節目の年です。

深遠なお大師様のみ教えを、
やわらかく分かりやすくお伝えし、
信仰と日常生活が互いに良い影響を与え合う暮らしを提案してまいります。

当実修会は「説明が丁寧で明解」とおほめを頂きます。
しかし、観法にハウツーがあるような、誤解が生まれます。
こうすれば…こうなる…
言葉での説明と理解に比重を大きくしすぎますと、
体験によるもっと大きな清々しさや、心地良さを
縮小生産してしまいます。

心というものが、アタマでは理解しがたいものである以上、
コトバによる説明と理解に大きな信頼をおくのはひかえたいものです。

それを越える感情を…
「ありがたい」と申します。

自分自身で感じ、考えるのも仏教の素晴らしいところのひとつ。
自分自身で考えて良い宗教は意外にも少ないのです。

まあ、とりあえず心を落ち着かせようではありませんか
落ち着いた心で世の中を見つめてみようではありませんか
その時、世界が美しいか、そうでないか…
お楽しみということで願います。

落ち着いた時に浮かぶ…
自分に潜む素晴らしい「良心」のことを仏教では「仏性(ぶっしょう)」と申します。

真言宗の瞑想は、禅宗の様な無念無想ではなく、
自分の「仏性」を見つめる、他人の「仏性」を認める
前向きな瞑想法です。

基本は楽しく、ありがたく、和やかにです(*^_^*)
「心の静けさ」を感じるひととき、お寺に足をお運び下さい。

【初心者コース】
【阿息観コース】
【月輪観コース】
【阿字観コース】

実修1時間 終了後、茶話会
完全予約制(二十名まで)
参加費 千円
【初心者コース】ですから初めての方もお気軽にご参加ください。
丁寧に座法・呼吸法から説明します。
*用意するものは特にありません
*動きやすい服装(着替え室あります)



ご予約はメールでお願いします↓
【1/25 阿字観予約】お名前・電話番号をご記入下さい。
yoyaku@ajikan.net

2015年1月1日木曜日

1/1 初詣祈祷法会のご挨拶より

本日、10時、14時と「初詣祈祷法会」
たくさんのお参りの中、西室院の一年が始まりましたこと
大変ありがたく感じてます

今年は、高野山開創千二百年。
例年以上にお大師様への尊敬と感謝の念、厚く過ごしていきたいものです。

ひつじ年…「羊」の漢字は正面から見た羊の姿に由来します。
漢字の古郷、中国では我が国と比べ物にならないほど
「羊」と人々の暮らしが深い関係でした。

それを証拠に「羊」とつく漢字がびっくりするほどたくさんあります。

羊を食べて力を「養う」。
新しくいきのいい魚、羊で「新鮮」。
大きく成長した羊は「美しい」。

日々の暮らしだけでなく、宗教としての役割も大きく、
いけにえとして神に供えられる代表的な動物でした。

間違いない、正しいお供え物という意味で「正義」。
占いの結果、神仏からの良い知らせが「吉祥」。
そして、神仏の意志ににかなう良い行いが「善」です。

年頭にあたり、「善」をひとつご紹介いたします。

 お大師様は、
一切衆生の性と、
自性とを無差別なりと見れば、
すなわち一切処みなこれ仏なり
とおっしゃいました。

生きとしいけるものの心を、
「自性」…仏の心と等しく感じなさい。
そうすれば、全ての場所が仏の世界なのですよ。
と…

お互いに良い所を認め合えば、
和やかな仏の世界が現れる…

お大師様の修行の重点は、
苦しい生活を耐え忍ぶことのみならず、
日々お互いの「仏心」に気付いて、育てていきましょう
という前向きな暮らしぶりにあります。
他人の粗探しは苦しみの種、無用なのです。
お大師様のお言葉を胸に仏の世界で生きていきたいものです。

羊の争いを好まず、和気藹藹として和やかな暮らしぶりが「群れ」です。

あらためて、家族や地域の絆を大切に思う一年にしましょう。